第一回リカンベント試乗会を開催しました。
1999年6月20日(日)宿野輪天堂で、リカンベントの試乗会を開催しました。
試乗会といっても、リカンベント・オーナーの方々のご協力を得て、愛車を持ち寄っていただくという、ささやかなミーティングでしたが、リカンベントのもつ優雅さからか、終始、和やかな雰囲気で会をすすめることができました。
参加されたのは、下の写真の左から矢野さん、鎌田さん、河合さん、渡辺さん、沖さん、佐藤さん、他に岡崎さんはじめ、ご来店のお客様、ご近所の皆様、ジャリ(子供)の皆様。
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(写真の人をクリックすると、皆さんの感想文を読むことが出来ます) |
マシンは左から、ビジョン、サンダーボルト、ペダルカー、ツノダ・リトルビーズ、ウインドチータ、ツノダ・ファイヤートリック・ボブ。右端のファイヤートリック・ボブが、ほぼママチャリ並みなことに比べれば、いかに乗車位置の低いマシンの多い事か。。。 左端のビジョンの車高が、意外に普通な事にも注目。
これら個性派マシン達にクワハラ・グリフォンを加えての一興、50メートル弱のドラッグレースをしてみました。
果たして、50メートルダッシュ最速のマシンはどれだ!
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ヨーイ・ドンでスタート! 他のみんなは、あっという間に走り抜けて行きました。ペダルカー、リトルビーズの女性陣はともかく、ウインドチータの沖さんは、ちょっとのんびり走り過ぎ!
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キコキコと漕ぎつづけるリトルビーズの渡辺さん。他のみんなはゴールで座談会。取り残されてしまうのは、お約束だったのかぁ。。。
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もちろん、ライダーによってマシンの順位が前後するので、ライダーとマシンを取り替えて、何度かレースをしてみました。その上での50メートルダッシュ最速のマシンは、これだ!!
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最速! WINDCHEETAH
しっかりとホールドするバケットシートが、脚力を最大限に引き出して、堂々の1位をゲット。脚の回転力を活かした後半の伸びも素晴らしく、誰が乗っても速いマシンです。
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2位 KUWAHARA GRIFFON
前後のサスペンションはダッシュが不得意なはずなのに、加速が得意な小径車のメリットが活かされたか、堂々の2位。ただし、ペダリングにムラの有る人が乗ると、ピコピコ弾んで遅いです。
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3位 Vision
効率は良いはずですが、発進時の不安定さからダッシュが甘く、後半も意外に伸びません。僅差ながら3位が適当でしょう。フライングスタートであれば、2位に食い込めるかもしれません。
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4位 Thunderbolt
このマシンは、ダッシュよりも、のんびりサイクリングに向いているようで、木陰でシートに座ったまんま午後の紅茶をいただくようなシチュエーションには、無敵の1位、間違いなし!
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同着4位 FIRE trick BOB
お金の掛かるジェットエンジンは、今回はお休み。重量22キロの重い自転車に成り下がって4位に甘んじました。4.4馬力を誇るパワーアシストが財布の中身に左右されるのも、性能のうちでしょう。
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6位 PEDAL CAR
これも立派なリカンベントでしょう!? ただし子供用。このサイズでは、大人の遊びにはついていけないっすネ。でもジャリが乗れば速いです。
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最遅 Tsunoda Little Viez
ホントは乗ってはいけないリトルビーズ。小学1年生の子にまで小さ過ぎって指摘されます。足の長さは関係無く、股関節の柔らかさが速さを引き出す秘訣です。が、最遅の座は揺るがず。
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まぁまぁこんな感じでしょうか。あくまでもお遊びなので、結果には目くじら立てないでくださいネ。
それにしてもリカンベントって、イメージがふくらむ乗り物です。今回みたいに変り種自転車的な扱いはちょっと可哀そうですが、実際にライディングするフィールドやシチュエーションや、それに見合ったオプションパーツへの想像やら、幻想やら、誰もがイメージをふくらませて、話しが広がりました。チャンスあれば、またこんなイベントを企画したいです。
参加された皆様、お疲れ様でした。
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