|
カイユウに関するQ&A
度々いただくご質問と、その回答集です。
|
|
? カイユウって、売ってるの?
! 現在、初代モデル「カイユウ・ファースト」を販売中です。
2007年の基本仕様の発表から、永らくお待たせをしてしまいましたが、2012年7月より、ようやくの出荷開始となりました。
これから末永く、カイユウをお楽しみくだされば幸いです。
? カイユウは、おいくら万円?
! ご希望の仕様により、価格は異なります。
目安として、カイユウらしい仕様の完成車(写真→■:上ハンドル・ケーブルステア・406ホイール・油圧ディスクブレーキ・シマノXT・2x11速)で、45万円台(10%税込)になります。これは、リカンベントが初めての人からベテランまで、ほとんどの人が乗りこなしやすいオススメ仕様です。
さらなるカスタマイズは、サンプル車も参考にしつつ、ご予算やご希望に応じて、お客様との相談で決めています。マニアな方も、まるで見当のつかない方も、カイユウが気に入ったら、お気軽にご相談ください。
? カイユウは、簡単に乗れますか?
! もう一度、自転車の練習を楽しんでください。
カイユウも本格的なリカンベントの一種ですので、それなりに難しいです。
最初が特に難しいのですが、実例では、長年、ロードレーサーで競技生活を続けてきた方が、いざカイユウに試乗してみると、なかなか漕ぎ出せなかったり、逆に普段、自転車に乗らない方が一分後に乗りこなしてたりするのは、往々にしてあることです。個人差が大きいですね。
ただし、ほとんどの方は「足もとだけを見ず」「背もたれにダラッともたれて」「大胆にハンドルを切って」「漕ぎ続ける!」 ことをすれば、10分ほどで乗れるようになるようです。
普通の自転車と違うのは、「背もたれにダラッともたれて」というポイントだけで、ロードレーサーのベテラン勢は、このポイントと「大胆にハンドルを切る」ことが難しいようです。
誠に恐縮ながら、納車後の返品、返金はできませんので、不安を感じる方は、ご注文前の試乗で見極めてください。もちろん、練習にはお付き合いしますし、今のところカイユウをご検討中のお客様は全員、乗れるようになっていますので、ご心配は程々で良いかと思います。
しばらくの練習の後、自力で走り出せた瞬間にちょっとした征服感があって、さらに三日から一週間ほどで、たまらない開放感を満喫することができるようになります。ぜひもう一度、自転車の練習をお楽しみください。
? そもそも、曲がれますか?
! もちろん、曲がれます。が、、、
ホイールベースがとっても長いカイユウは、普通の自転車よりは、だいぶ大回りです。カイユウの旋回半径は、身長・体重によって設定が変わる車体寸法(ホイールベース、キャスターアングル等)や、ハンドルの仕様に左右され、そして個人の技量によって大きく変化しますが、一般道を走る限りは、直角の曲がり角でも不自由はありません。二車線(幅:6メートル前後)もあれば、Uターンも可能です。Uターンについては「持ち上げてターン」って手もあります。
? カイユウの適応身長や体重は?
! 身長155〜180cm、体重75Kgくらいまで
の方なら、ほぼ問題なくご乗車いただけると思いますが、 大手メーカー様のような無制限の保証はできませんので、限界を超えそうな場合は、十分にご検討ください。
カイユウは、日本の平均的成人男性(身長171cm・体重70kg)〜女性(身長158cm前後)が、日本の舗装道路を穏やかに走行できることを想定して設計されています。つまり、ガツガツ突っ走るよりも、ゆったりとした豊かな時間を楽しみながら走るのにピッタリな自転車、ということです。
もちろん、実際には許容範囲はもっと大きく設定されており、ガッチリした体型の方が、本気で突っ走ることにも応える性能は備えていますが、例えば、急勾配の上り坂で、腰を浮かせて、背もたれに体重以上に過剰な力を加えるような走り方(ご自身の膝を壊すような走り方でもあります)を繰り返したりすると、短期間でシート等々が壊れるようなことも起こりかねません。ベテラン勢が好む走り方(ギヤは軽め、無用な負荷をかけない走り)で、末永くご愛用くだされば幸いです。
? 初リカンベントで、メカ音痴でも大丈夫?
! 初リカンベント大歓迎〜 メカに強いと心強いです。
カイユウを理解するのに、リカンベントマニアである必要は全くありません。ご自身の解釈で、自由にお楽しみくだされば幸いです。カイユウでリカンベントの愉快な世界をぜひ、お楽しみください。
ただし、現在販売中のカイユウ・ファーストは、メカが苦手な人にとっては難しい自転車かもしれません。「ケーブルステア」と呼ばれる操舵装置がポイントなのですが、他の自転車には無い機構であるがゆえに、他の自転車専門店へのメンテナンスの依頼は難しく、調整に「カン」が必要になったりします。そのへん、メカに強い人を味方に付けるのも有力な解決策ですが、不安を感じる場合は、他のリカンベントも画策しつつ、のんびりと今後のカイユウにご期待くだされば幸いです。
? カイユウはどこで買えますか? 通販OK?
! 対面販売を基本としています。
現在販売中のカイユウ・ファーストは全数、宿野輪天堂からお客様への直販のみ とさせていただいてます。これは、初回生産分については特に、すべてのお客様を把握したいという当方(宿野輪天堂)の希望と、納車前の儀式「 複数の試乗車に試乗してみること
」を経ることによって、カイユウへの理解をより深めていただける、との考えがあるからです。よって現時点では、お近くの自転車専門店での入手はできません。また、お客様と接する機会の無い通販もできません。
ご希望に添えなかったり、ご面倒をおかけすることも多々あるかと思いますが、ちょっと特殊な新商品であるがゆえのことなので、何卒、ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
宿野輪天堂・店頭でのご検討や納車が安心・確実ですが、多少の追加費用とお時間をご負担いただいての配達等が可能な場合もありますので、ご希望の場合は、宿野輪天堂まで、お気軽にご相談ください。
? フレームだけでも買えますか?
! フレームセットのみの販売は可能です。 ただし、、、
よほどのリカンベント通&メカ通でない限りは、安心、確実、そして、カイユウを間違いなくご理解いただける完成車(=すぐに乗り出せる状態)での納車を、強くオススメしています。持込まれたパーツの組み付けも賜りますので、ぜひとも完成車から、愉快なカイユウライフをスタートさせてください。
カイユウ・ファーストのフレームセット価格は、オススメの上ハンドル・ケーブルステア仕様で ¥302,000(8%税込)。この価格には、フロントフォーク、OX社謹製シートメッシュ付シート一式、前後のサスペンションユニット(X-Fusion
O2RL)、ステアリングケーブル一式、タンゲのヘッドパーツ一式が含まれます。
? フレームの色は指定できますか?
! 現在、カイユウの色は一種類のみです。
塗装部分が「バニラ」、アルミ部分は「シルバーアルマイト」と「硬質アルマイトのダークブラウン」、シートのメッシュ部分は「ブラック」で構成されています。
塗装部分の塗り替えは可能ですが、数万円の追加料金がかかりますので、まずはオリジナルカラーで乗り始めて、将来、オーバーホールするような機会に、塗り直しも検討されるのがオススメです。
「バニラ」とアルマイトの組み合わせは、大人びた、良い色合いだと思います。
? 今(2019年10月)、注文すると納期はどれくらい?
! 仕様の確定から、1週間ほどで納車準備が整います。
フレーム一式以外のパーツは、ご注文内容が確定してからの手配&組み付けとなりますので、即納することができません。また、店長一人で切り盛りしているが故に、タイミング次第では、さらにお時間をいただく場合もありますこと、何卒ご容赦くださいませ。
? カイユウは、今後も買えますか?
! ぜひ、そうしたいと思ってます!
カイユウは、私ども宿野輪天堂の製品ですので、将来にわたって継続的に販売したいと考えています。が、なにぶんにも色々な事情があったりもしますので、在庫のあるうちに、ご予約、ご注文をくだされば幸いです。
次回生産も画策中ですが、現時点で具体的な予定は立っていません。
? カイユウのメーカーって?
! 「 宿野輪天堂 」です。
カイユウは、宿野輪天堂が企画・デザイン・設計したものを、台湾のパシフィック社がOEM生産してくれています。販売元も宿野輪天堂になりますので、カイユウのメーカーは「宿野輪天堂」ということになります。
パシフィック社には、ガープやロビンの生産でも、お世話になっています。
? カイユウの今後の展開は?
! 実は、次の一手も計画中です。
現時点ではまだ、具体的な見通しは立っていませんが、カイユウ・ファーストの魅力の骨格となる乗り味はそのままに、ケーブルによらないステアリング方式にするなどした、シンプルなカイユウも計画中です。そのデザインは、新旧間の互換性も可能な限り保ったものにする予定です。
また、スタンドやキャリヤ等々、カイユウをすでに納車済みのオーナーの皆様から頂くご要望も、可能な限り実現したいと思い、がんばってます。
? カイユウ買いたい!どうすればいい?
! ぜひ、宿野輪天堂まで、お越しください。→■
お客様のカイユウについて、あれやこれや一緒に検討しましょう。
宿野輪天堂には、カイユウの試乗車だけでなく、カイユウに乗り始めて三日目くらいの愉快な気分を気軽に体感できるリカンベントシミュレーターが常設されています。それらを肴に、色々なお話ができれば幸いです。偵察だけの冷やかしも大歓迎〜です。
? 他にもいろいろと聞きたい!
! 宿野輪天堂まで、お問い合わせください。→■
込み入ったお話しは、ご来店ください。どうぞお気軽に〜!
|
|