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宿野輪天堂謹製 ドラッグレーサー ロビン
ロビン・ゼロヨンドラッグレース最速マシン! |
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ロビン・ゼロヨンドラッグレースってなに?って方は『ゼロヨンレース』のページをご覧いただくとして、とにかく4メートルの直線コースを、全速で走りきる為だけにカスタムしてみました。
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◆サドル周り
真っ先に目に付くのは、にょきっと伸びたサドルでしょうか。THOMSON製・長さ450ミリのシートポストの上には、細身の競輪サドル。
レーサーっぽい雰囲気には、こうしたホンモノパーツがポイントですネ。
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◆ハンドル周り
オートバイのようなセパレートハンドルは、実はママチャリのハンドルステムです。ロビンのフロントフォークが直径25.4ミリなので、多くのハンドルステムがハンドル代わりに利用可能です。でもポジションきつ〜い。空気抵抗の軽減を期待して、ライダーの背中が水平になるポジションを目指しました。
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◆リヤホイール
いよいよ直線命・ドラッグレーサーのかなめ『扁平タイヤ』です。雰囲気たっぷりの、このリヤホイールは、試作サンプルにアルミ薄板をくり抜いたカバーを取り付けたものですが、こりゃ自転車メーカーに近い宿野輪天堂の特権ですネ。。。ずるい?
しかもタイヤ表面をペーパーで荒らして、路面の食い付きを良くする小技付き。ムクのラバーなので、ちょっと重いのが難点でしょうか。
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◆ギヤ周り
スピードのかなめは、やはりギヤ比。
大きなギヤには、普通の自転車用のクランクを付けてしまうのが王道でしょうが、今回は、オリジナル・チェンホイール(フロントギヤ)の5ヶ所に穴を開けて、マウンテンバイク用の替歯(歯数:46T、PCD:94)を取り付けました。ノーマルのロビンでは、想像がつかないくらいにスピードが出ます。が、このクランク長さでは、ギヤ比がちょっと高過ぎるかもしれません。微妙に歯数を減らせば、もっと鋭い加速が得られるかも。
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◆前輪周り
この写真では判りにくいかもしれませんが、キックスケーター・レーザーのウィールを流用しています。オリジナル・ホイールの軸やベアリング部を移植すれば、カンタンに製作可能ですが、クッションが全く無い上に、グリップ力が貧困なので、ハンドリングがふらつく傾向になります。ま、4メートルくらい、なんとかなるでしょう。
それと、速すぎるスピードに備えて、ロードレーサー用の前ブレーキを取り付けました。制動力がイマイチですが、危ない!って思ったときは、足を着いてしまえばOKです。
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◆で、実戦では?
オーナーズミーティングのロビン・ゼロヨンドラッグレースに参戦しました。詳しくはミーティングのレポートをご覧いただきたいのですが、
結果、優勝!です。
誰が何と言おうとも速かった!です。 |
◆今回のまとめ
このカスタムをして実感したのは、カスタムに応えてくれるロビンの可能性でしょうか。まだまだ速くなりそうなポテンシャルを実感できたのは、製作者にとって大きな収穫でしたネ。次はどうするっかな。 |