|
|
宿野輪天堂製 赤ロビン
命名、見た目そのまんまやんか。でもカッコいい〜。 |
 |
フレームを赤く塗って、ドレスアップした赤ロビン。赤いソファーに座らせて写真を撮ってみました。実はこのモデル、ロビン開発時のプロトタイプで、製品版とは一部仕様が異なります。リヤサスユニットの受け方や、ヘッドパーツの仕様が違ったりするほか、全体に姿勢が低いんですよね。
フレームの赤は、缶スプレーを使って自分で塗装しました。カー用品店で入手した下塗り用のサーフェイサーを先に塗り、赤とクリアを重ね塗りしています。じっくりと乾燥させなかった為か、すでにヒビが入ってしまっていますが、けっこうきれいに仕上がったと思いますよ。
|
 ギヤ周り
【１】シマノ・ＬＸ（９７年製）のトリプルチェンホイールをインストール。インナーギヤは外して、ミドルギヤ（３２Ｔ）にチェーンをかけています。アウターギヤは歯を削り落として、プロテクター代わりとしました。クランク長が１７５ミリもあるのですが、製品版では、このへんの長さまで装着可能です。ただし、このプロトタイプ・ロビンは、地面をこすってしまいます。はっきり言って、みかけだおし。。。
【２】ペダルは、そのへんに転がっていたテキトーなもの。ロビンの場合、もっと幅広で踏みやすいものを選ぶべきでしょうが、見た目の軽快さ重視で選びました。
|
 ハンドル周り
【１】ダウンヒルバイク用の短いアヘッドステムと、黒いハンドルバー。これでも、ハンドルの両端を３〜４センチずつカットしているのですが、ずいぶんと幅広に感じます。
【２】細身のグリップは、フレームカラーに合わせて赤色を選びました。
【３】ブレーキレバーはグリップシフト用の小型のもの。ノーブランド、ツーフィンガー仕様。
【４】ブレーキワイヤーのアウターも、おそろいの赤。
【５】オートバイ用のスリムなバックミラーを付けてみました。スパルタンな印象のミラーですが、実用性はもちろんゼロ！ いえ、ライダーの身だしなみはチェックできます。
|
 サドル周り
【１】赤いスリムなサドル。これも見た目重視で選びました。両サイドの黄色いケブラー製ガードは、ロビンをころころ転がしても、サドルが破けないので安心。
【２】シートポストもアルミ製のものに交換していますが、そのままでは長すぎたので、１０センチもカットしています。長いまま伸ばして乗っても楽しかったかな？
【３】シートクランプは小型で繊細なものに交換。意外なほど全体の印象を引き締める効果があります。
|
 スイングアーム周り
＃１．ツノダ純正オプションのフェンダーを、フレームと同じ赤色に塗って付けてみました。実用性は、、、ロビンの実用ってナニ？
＃２．足を短く切った、アルミ製センタースタンド。取り付けが不充分な為、簡単に向きが変わってしまいますが、実用性は充分。 あ、ロビンの実用って、『かっこいいと感じること』だったのかぁ。。。決して、『便利と感じること』ではないのですネ。
|
乗ってみたところ、、、
長いクランクって、こぎにくいです。踏み込みは楽になるのですが、ペダルが上がってきたときに、ライダーの股関節が裂けそうになってしまいます。乗りこなすには、股わりとか、柔軟体操が必要っすネ。あと、クランクの回転半径が大きくなるので、回転速度も落とさざるをえなくなります。こりゃダメだな。。。ってぇ、こぎにくいなんてことぐらい、どうでも良いです。なにしろカッコイイですから。
幅の広いハンドルも、股わりが必要です。。と思ったのですが、ハンドルを持つ両腕の間に足を入れてこげばＯＫなので、乗車の難易度を下げるのに効果的です。もしロビンにまだ乗れないというなら、ハンドルを幅の広いものに交換してみることをお勧めします。
|
 今回は、そのへんに転がっていたパーツを集めて、比較的正統派のカスタマイズを試みてみましたが、スタンダードなロビンより、グッと艶やかに引き締まった印象の赤ロビンが仕上がったと思います。
これはこれで、ほぼ完成かな？ さて、次回はどうするかな？ |
