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update/ 2011.09.01 |
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さて、どんな一台を作りましょう。
とっても自由なリカンベント界、たっぷりな選択肢が有って、とても愉快です。まずは方向性を決めて、最初の一台を作ってみましょう。
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日本で乗りやすいことを前提に、輪天堂らしく仕上げるなら、二輪のクルーザーが良いように思います。時には本気で突っ走るけど、いつもはゆったりと空を楽しむような自転車。ストレス無くクルージングするために、シートは高い目で、背もたれは起き気味、しっかりと働くサスペンションを備えるってところが基本スペックですね。
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ということで、試作車(実験車?)を製作してみました。関係各位のご協力でスィングアームと部材を揃え、輪天堂で切削加工をし、私物等々からパーツをかき集めた一台です。メインチューブに主要な要素が全てボルトオンという思い切った設計で、ホイールベースや重心位置、シートに対するクランクの高さ、ステアリングの方式やサスの味付け等々まで調整可能な仕様でした。実際に乗ってみると、各部の位置関係がとても重要であるってことが実感できます。
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といったところまでが、1999年のプロジェクトでした。
ネタのダメ出しを感じることが多かった一台でしたが、逆に、将来の製品化に結びつくネタを得たり、数々の課題を明確にすることができたので、とても役に立った一台でもあったのでした。
その後、数年の潜伏期間(?)を経た2006年頃から、新型リカンベント「カイユウ」を製品化しようとがんばってます。レイアウト自由なところはかなり厳選しましたが、上記の「時には本気で、いつもはゆったり」という基本コンセプトはしっかりと実現していますので、乞うご期待!です。
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