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○20インチホイール+26インチ用サスフォーク+リヤサス。この組み合わせが、輪天堂デザインの基本パッケージとなっています。 |
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○ 装飾的なデザインたっぷりのリヤサス周り。ミッキーは左のシフトレバーでコントロールされ、ガチャガチャと手を振ります。 |
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○ 特に意味の無いことですが、ゼッケンプレートを装飾的に使うのってステキ。フレームのロゴマークは、ハンコを捺印して味をだしてます。 |
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○ フロントフォークにもゼッケンプレートとカエルの装飾。実は当時、まだフライス盤を持っていなくて、そのアラ隠しに飾ったとの真相も。。。 |
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マグナムコミュタロー
1994年製作
※現在、新規のご注文は受け付けておりません。
好きなあの娘にゃわかるまい
乗って楽しい、見て楽しい、パープリアンブランドの基本コンセプトを、そのまま形にしたフラッグシップマシンです。
宿野輪天堂の開業に合わせて、'94大阪国際自転車展にて発表され、自転車マニアでない人達からも広く好評を得ました。
他のどの自転車よりも、街中を「かっこ良く」なおかつ「肩肘張らず」走るというテーマで、二輪レースのスーパーバイカーズマシン、あるいは小排気量のモトクロッサーをイメージしてデザインされました。また、小径車にありがちなコンパクトさや折り畳みの機能などを無視することで、フルサイズ車並の乗車フォームと優雅な乗り味を実現しています。
26インチ用のサスペンションフォークと20インチホイール、および大径ディスクブレーキの組合せには、今でも斬新なインパクトが感じられ、実用性から考えれば必要以上に複雑なフレームワークも、妥協無く、細部まで丹念に仕上げられています。オーナーの所有する悦びは、いつまでもたっぷりと味わえるのではないでしょうか。
またその走りは、直進安定性を重視した基本設計と、アメ車を彷彿とさせるようなフワフワプヨプヨしたサスセッティングがあいまって、まるで魔法の絨毯のごとき極楽な乗り物って感じでしょうか。ダッシュ時など、かなりのパワーロスを感じるのも事実ですが、それ以上に愉快で、新鮮な快楽感を与えてくれます。
ガチャガチャと手を振るミッキーやベティーちゃん等の装飾は、遊び方の一例として装備したオプションですが、こんな遊びに気軽にチャレンジできるのも、街乗り自転車の楽しさなんでしょうネ。
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