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○ ダブルクラウンの倒立サスフォークにセパレートハンドル。オートバイの匂いがプンプンですが、ゴツくないのでオンロードのイメージも保たれています。
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○ 終端のテールランプは、リヤブレーキに連動して点灯もします。当時は市販品&電子回路の知識が無かったので、かさばってますネ。
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○2本重なったパイプの上側がオーバーテイクブースター用のタンク。先端部の炭酸ガスボンベで、さらに加圧することもできます。
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○ ペイズリー柄のシングルギヤの下部に、ブースター用のバルブが内蔵されています。バルブは、ハンドル部のレバーでコントロールします。
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○ 左右に2本、にょきっと飛び出した細いパイプが噴射ダクトです。ここから、ものすごい勢いで高圧の圧縮空気が噴射され、、、
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ダウンヒルヒーロー
1992年製作
※ショーモデルにつき、ご注文はお受けできません。
オーバーテイクブースターでゴボウ抜き
実在しない架空のレースを想定したショーモデル第1号のダウンヒルロードレーサーで、製作者OGYANのデビュー作となるものです。
桑原輪業に在籍中、設計や溶接の勉強のために就業時間外に暇を見つけてコツコツ製作したもので、完成までに約2年を要しました。
'92東京国際自転車展にて展示され、たいへんな好評と、たくさんの笑いを得ました。
工作面の勉強を重視したこともあり、ダウンヒルロードレーサーとしてのコンセプトはややぼけ気味ですが、設計当時(1990年)自転車界ではまだ珍しかったサスペンションフォークを自作して採用している他、セパレートハンドルやブレーキランプ等が、流麗なフレームワークにマッチングして、それなりの雰囲気を感じさせるまとまりを見せています。
タイトルのオーバーテイクブースターとは、当時のフォーミュラーカーレース・F-1で盛んに採り上げられていた秘密兵器で、前車を抜く(オーバーテイクする)時にだけ、短い時間にだけ使える加速装置です。具体的にダウンヒルヒーローには、高圧の圧縮空気を貯めるタンクが装備されており、ここぞという瞬間、ハンドル部のレバーを操作することで、その風圧が後方のダクトから一気に噴射!ライダーもろともダウンヒルヒーローがググググッと加速!!周りのライバルを一気にゴボウ抜きー!!!すれば良かったなぁ。。。
ま、すかしっ屁ほどにはなりますけど。
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