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エレクトリックボブ・タイフーン
1998年製作
参考価格 ¥950,000.(税別)
電気を使うだけでなく、生み出すこともできる、究極の電動アシスト自転車です。
◆電動アシスト自転車に風力発電機の電力回生装置を備えることで、だれもが考える下り坂や減速時の蓄エネルギーに、わかりやすい形で回答しました。
◆風力発電機には、先進設計のカーボンブレードを備える米国エアランド社AIR303をカスタムして装備。平坦路など普段の走行時は同軸のディスクブレーキで制動し、下り坂で解放、時速40km以上で定格300Wもの大電力を生み出します。
◆一般的な電動アシスト自転車(2〜5Ah)に類を見ない大容量バッテリー(15Ah)と、電力回生装置の装備で、無限(?)の航続距離を実現。この際、車体総重量53kg(うちバッテリー重量18kg)は問わないことに。
◆アシスト装置には既存のリヤハブ内蔵型アシストユニットを16インチホイール用に改造。時速16キロでアシストが制限されるものの、ホイール径の小径化によるトルクアップで、急な上り坂での坂道発進もスイスイ。
◆風力発電機はバッテリーへの充電の他、ボイラーでお湯を沸かすことも可能です。ボイラーはフレーム中央に配したエスプレッソマシーンに直結しており、発電した電力を芳醇なエスプレッソコーヒーでおいしく実感することができます。
◆最後尾の3枚プロペラは、走行をアシストする推進プロペラですが、ボイラーのサーモスタットと連動した『沸騰お知らせプロペラ』としても利用可能です。
◆豊富な電力を活用して、スーパーカーの証・リトラクタブルヘッドライトを標準装備している他、ウインカー、ブレーキランプ、ホーン等の安全機器類、電力の流れを監視する各種インジケーター類等々を満載。機首部両サイドの計8個のランプは、イルミネーションとして賑やかす他に、発電量(すなわち運動量)に応じたインジケーターにも切り替え可能です。そのインジケーターを目安に、ダイエット等エクササイズに活用するこもできます。
◆ローターのモーメントに抗する垂直安定板を車体後尾に装備。また、風に対する指向性が生まれるので、大型のロータリーテーブルに車体をまるまる搭載すれば、定置型の大型風力発電機として活躍させることも可能(かもしれない)です。
◆エレクトリックボブ・タイフーンは、ベース車両のビートリックボブを改造したメーカーオプション品です。(つまり自動車にサンルーフを付けるようなもの。
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◆圧倒的な存在感が魅力のエレクトリックボブ・タイフーンは、展示品(とはいえ完全調整品)として受注販売可能です。本気で購入を検討される奇特なお客様は、宿野輪天堂までお問い合せください。の受注は終了しました。
◆エレクトリックボブ・タイフーンは一台だけ製作されましたが、その後、廃車となった模様です。残念ながら、今はもう実車がありません。
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※エレクトリックボブのベース車両には
ツノダ・ビートリックボブが使われました。
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